琉球古典音楽野村流音楽協会関東支部は、川崎市を中心に活動していた沖縄出身の演奏家たちが集まり、昭和24年6月に「神奈川県川崎支部」(初代支部長米須清仁氏)が前身として結成されました。その後活動範囲が広がると、昭和45年に「関東支部」と改めました。初代支部長米須清仁氏を中心に現在の関東支部の礎が築かれ、川崎市はもとより、神奈川県、東京都など、関東近郊で活動する会員により構成されております。
会員は各三線教室での稽古のほか、定期的に開催される琉球箏曲興陽会関東支部との「合同おさらい会」(練習会)に参加し技能向上に努めています。 ※写真は琉球箏曲興陽会関東支部との合同おさらい会の様子
また、当支部が参加する「川崎沖縄芸能研究会」(神奈川県・川崎市の両指定無形民俗文化財に認定)では、毎年秋に川崎市で「沖縄芸能大会」が開催され、古典音楽斉唱、舞踊地謡、器楽合奏などを担当し、沖縄の伝統文化をより多くの方々に親しんでいただけるよう取り組んでいます。